森の名人Ⅲ 〜かるい作り名人

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「森の”聞き書き甲子園”」は、2002年に林野庁・文部科学省・国土緑化推進機構・樹木・環境ネットワーク協会の4者からなる 実行委員会が実施するプロジェクト。毎年、日本全国から選ばれた100人の高校生が参加し、100名の森の名人・名手の元を訪れます。自分たちの未来のため、そして次に続く世代のために、名人と高校生たちの繋がりは広がっていっています。
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森の名人シリーズ第三弾は”かるいづくり名人”を取材した甲斐君。
学んできたのは、畜産だと言うが、森の聞き書き甲子園に参加したことで、森と人との共存していくことの大切さを理解できたことや、名人の生き方を感じられたことが大きかったようです。
農林業主体の地域では、竹背負い籠「かるい」は、昔から大変重要なもので、椎茸採取や、栗の収穫、森林作業用具の運搬等に広く活用されているそうです。
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今回映像に出てきた名人、飯干五男さんは、「かるい」制作で宮崎県の伝統工芸士の認定を受け、また竹工芸保存会を設立し、国内外に広く、竹細工の文化を紹介するとともに、地域内でも定期的に講演会等をするなど、技術の伝承に努められているそうです。
green.tvでは、番組化を通じて、この名人・名手の持つ技術という日本の宝を支えていければと思います。

協力
共存の森ネットワーク
http://www.kyouzon.org

映像協力
森の”聞き書き甲子園”実行委員会
http://www.foxfire-japan.com/
松下電器産業株式会社
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