クマの棲む豊かな森を次世代へ

1102kuma1.jpg最近、日本のいたるところでクマが出没するというニュースを度々目にすることが多くなりました。

ところで昨年度、日本全国でのクマの捕獲数、ご存知ですか?
平成18年度その数は、5,185頭!  そのうち、なんと4,679頭が捕殺されてしまっています。

一見、クマの出没が多いことは、クマの生息数が増えていると思われがちですが、ツキノワグマは地域限定ではありますが、レッドリストにも指定されている絶滅危惧種なのです。
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では、出没の原因はというと、様々なマスコミ報道では、クマの餌となるどんぐりが台風等の影響で不作だった、里山に人がいなくなった等の理由が挙げられている様ですが、はっきりとした原因は現時点で特定されていない様です。

森に棲むクマが私たち人間の生活区域にまで出没するというのは、彼らの生活区域である森の環境が健全でない証拠だとは思いませんか?

野生のクマが人間の生活区域に好き好んで侵入するとは思えませんし、そんなリスクを自らが冒すとはとうてい考えられないのです。
そして、昔はきちんと人とクマとがお互いを尊重し合う生活が成立していたと思いますし、人間はクマの生活区域を侵すようなことはしなかったと思うのです。
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クマが出没したという事実のみがクローズアップされますが、私たちは日本熊森協会の森山会長のメッセージ通り、もっと森に関心を持たなくてはいけないですね。

関連webサイト
日本熊森協会
http://homepage2.nifty.com/kumamori/

関東森林管理局
http://www.kanto.kokuyurin.go.jp/

H19年度におけるクマ類の捕獲数について
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=10346&hou_id=8970