森の自然再生

mori002.jpgGreenTVと映像制作をコラボレートしながら、森の聞き書き甲子園を主催している共存の森ネットワークでは、以前から里地ネットワーク、NPO法人全国水環境交流会、NPO法人海辺つくり研究会とともに、「自然再生を推進する市民団体連絡会」をつくり、森、里、川、海のつながりを考える様々な取り組みを行ってきました。

その取り組みの一つとして、現在行われているCOP10とその後の森里川海の自然再生のあり方について提言するため、全国4つの地域の取り組みと、森里川海4団体の対談を映像化しました。森里川海の「境界域の再生」と「生業の再生」を軸に自然再生のコンセプトを打ち出しています。是非、ご覧ください。

今回は、山形県飯豊町中津川地区を舞台に「森の自然再生」をご紹介します。飯豊町は、2000m超の山々が連なる飯豊連峰のふもとにある自然豊かな場所です。しかし、日本有数の豪雪地帯の生活の厳しさから、次々と人々は集落を去っていき、400人足らずの人口のうち、65歳以上が50%以上を占める「限界集落」です。
そこには昔、里で暮らしてきた日本人が自然資源をうまく活用していた生活がそのまま残っている場所でもあります。映像で紹介するこの暮らしを過去の遺物と見るか、未来へ繋ぐ優れた知恵と見るのか。あなたはどう感じますか?

撮影地/山形県飯豊町中津川地区
企画・製作/自然再生を推進する市民団体連絡会

【関連リンク】
自然再生を推進する市民団体連絡会
http://satochi.net/saisei/

共存の森ネットワーク
http://www.kyouzon.org/