未来の生活がどのようなものになっているか、真剣に考えたことはありますか？　私の世代ですと、小学生のときに“ドラえもん”を読んでタイムトラベルができるようになるのかなぁなどと
漠然と夢を膨らませたものなんですが、地球規模で見た場合、そんな甘いこと、言ってはいられなくなりましたね。
イギリスの環境を考えるNPO”フォーラム・フォー・ザ・フューチャー”と”ソニー”が共同で立ち上げた”Future scape project”が2025年の地球人の生活を、4つの映像にまとめました。
それを提示しているのは、アメリカの”ファスト・カンパニー”。ビジネスマンをターゲットにした、雑誌とオンラインの双発信型メディアブランドです。
編集法が独特で、ホームページをご覧いただくと「テクノロジー」「経済倫理」「リーダーシップ」「デザイン」の4つの分野でのイノベーションに注目し、特化して情報を提供しています。
今回は、４つのシナリオのうちの一つを皆さんに見ていただきたいと思います。
前置きにあるとおり、この映像は決して”予言”ではありません。地球に生きる私たちに、未来を真剣に考えて行動してもらいたいと意図のものとで制作されたものです。
もし、本当に全自動のベビーシッターがいたら？洋服が、生地だけど生地じゃないものでできていたら？映像が想定している２０２５年は今からたった１３年後。
世の中が急速に変化していくことに私たちは対応できるのでしょうか？そして、残しておかなければならない大切なものを、本当に守っていけるのでしょうか。

小田原由花

参考サイト
https://campaign.odw.sony-europe.com/community/en/better_future/futurescapes/scenarios/futurescapes_scenarios_brochure.pdf
FUTURE SCAPES のシナリオのHP.（英語）
この映像がどういう意図で制作されたのかがわかります。

http://www.fastcompany.com/about-us
ファスト・カンパニーのHP。（英語）。