素敵な植物大発見〜1000万個以上の種の銀行

kew_tgph_detectives01.jpgイギリスの王立植物園”キューガーデン”がダーウィンの生誕200周年を記念して、イギリスの子どもたちのために行っている取組み。これまでにもアップされてきましたがご覧いただけましたか?。
今回は、11歳~12歳の6年生を対象にしたプログラム、「植物探偵」です。
ここでおさらい。”ミレニアム・シード・バンク”という取組みをご存知ですか?植物の絶滅を防ごうとキューガーデンが行っている取り組みで、世界各地から地域に生えている植物の種を送ってもらい、それを保管しているのです。VTRの中でその施設の内部が公開されているのですが、マイナス20度の冷凍庫の中で乾燥させた種を保存していつでも好きな時に育てられるようにしています。また、その種が育った後の植物の標本も一緒に保存し、番号をつけてすぐに判別できるようにしてあります。

kew_tgph_detectives02.jpg今回、6年生にとって問題だったのは、未知の植物の種を発見したとき、どうやってその植物の種類を特定すればよいかということ。
条件を変えて発芽させ、種が発芽する環境や発芽して育った植物を観察して特定していくという方法をキューガーデンのモクターさんが優しく教えてくれます。
これまでのVTRと比べてみると、対象学年が上がっているため大人が見ても見ごたえがあります。
私も種を見つけて送ってみたい、でもその前にちゃんと条件を整えて発芽させてみたいと真剣に思いました。子どもたちとやってみようと思います。

参考サイト
http://www.greatplanthunt.org/home
素敵な植物大発見のHP(英語)。全学年の取り組みが見られます。