野生動物を見よう!どうして耳が違うの?

8ears1.jpg今回紹介するのは、アフリカの動物の「耳」についての番組です。制作しているのは、ジェフ・タイズ・プロダクションという南アフリカにある制作会社で、アフリカの野生動物を専門的に撮って紹介するために子供、家族むけのGO WILDというシリーズを作っています。そのうちの1作が、今回の番組です。

8ears2.jpg番組では、実際にアフリカのサファリに生息する動物を映像で紹介しながら、それぞれの動物の耳の位置とその役割について紹介しています。紹介される動物は実に多岐に渡っています。

−アンテロープ(柔らかい耳でどの方向から来た音か正確に聞き取ることができる。)
−クーズー(巨大な耳が特徴。)
−カバ(頭上に耳があるので身体が水中に入っても音が聞ける。)
−白サイ(頭の高い位置に耳がある。)
−キリン(背が高いので、高い位置で音を聞き取れる。)
−ヌー(角の下に感度の高い耳がある。)
−バッファロー(自由自在に耳を動かせる。)
−サル(番外編。聞いてないのに聞いたフリをするのが得意!だとのこと。)

8ears4.jpgこのように、それぞれのライフスタイルに合わせて耳を使っている動物たち。普段はそんなに注目しない耳ですが、この番組を観た後は、動物園、サファリパークなどに行っても、動物の耳や聞き方のことが気になってしまいそうです。ぜひ見てみてください。

【執筆】阿久津 美穂(Slow Media Works)http://www.slowmediaworks.net
関連webサイト
● GO WILD
この映像を作ったプロダクションのサイト。
http://www.gowild.co.za/