北極の氷は地球温暖化により、かつてないスピードで減少し、そこで暮らす様々な生き物にも影響を与えています。
この度、日本でも公開される「北極のナヌー」は、15年もの間、北極の映像を撮影し、雄大な大自然とそこで暮らす、北極グマやセイウチの生態を追ったドキュメンタリー映画ですが、green.tvでは、映画の公開に併せて来日した、両監督への独占インタビューに成功しました。

北極の自然環境の変化はもちろん、そこで暮らす動物達の生態までもが変化していること、10年以上も北極での映画収録に携わってきたお二人のメッセージに注目して下さい。

ちなみに、映画にも登場する白クマ。物語や様々なキャラクターとして、私達にも非常に馴染み深いこの動物、実は絶滅の危機にさらされています。国際自然保護連合（IUCN）により、絶滅の恐れがある動植物を掲載する「レッドリスト」2006年版に掲載されました。

北極の氷の減少により、暮らしぶりや生態までも変えることを余儀なくされ、さらに絶滅まで追いやっていること、その主な原因が温室効果がズの排出による地球温暖化だとすれば、私達の責任はとても重大です。

そして、今回のコンテンツの見所は、お二人のインタビューと併せてご覧頂く、メイキング映像です。

北極に浮かぶ小さな氷山の一角にボートでカメラクルーが移動し、その小さな氷山から身を乗り出しての撮影風景や、水中カメラによる映像、北極の自然環境の厳しさの中、多くのスタッフの努力と情熱によって、一本の映画がつくり上げられてることを理解して頂けるかと思います。

この秋、感動のオススメムービーです。

＜関連webサイト＞
北極のナヌー公式サイト
http://www.nanu.jp/

国際自然保護連盟 日本委員会
http://www.iucn.jp/iucn/index.html