驚きの生き物の世界へようこそ

地球上の生物は、まだまだ分からないことが多く、今も新しい生物が日々、発見されています。そんな事実をドラマの中で分かりやすく学ばせてくれるのが、今回の番組です。映画仕立てで思わず見入ってしまいます。

 

この番組の意義は、WWFの50周年の記念として。WWFは人類が自然と調和して生きられる未来を目指し、約100カ国で活動している環境保全団体。WWFのメッセージを、映画仕立てで伝えるべく、英国内で有名な脚本家ステファン・ポリアコフ氏が脚本を書き、同じく英国の著名な監督、脚本家であるチャールズ・ストリッジ氏が監督を務めました。

 

最初の場面は、閉館後の博物館。少年が閉館したのではないかと思いながら歩いていると「最後の入場券が残っていますよ」と声をかけられます。「閉館したのでは・・・」と戸惑う少年。「入場券をもらうのか、そうでないのか」と迫られ、好奇心から入場券を手にし、ドアの中に入ります。そこで見るのは、最近発見された世界最大の虫や巨大イカなど。なおこの番組でいう「最近」とは2000年以降のことだそうです。少年は、新しい生物の面白さにくぎ付けになります。そうしていろいろ見ていくうち、最後は大きなシアターのような場所で、たくさんの新発見された生物の写真と共にメッセージが伝えられます。

 

発見すべきものはたくさんあります。

今あるものを守れば、それを見つける可能性はあります。

 

物語は一部フィクションの部分もありますが、生物については全て事実です。

しばし映画の世界に入り、不思議な生物の世界をご堪能ください。

執筆:曽我 美穂(Slow Media Works)

www.slowmediaworks.net

 

[関連サイト]

  •  WWF Astonish me(英語)

今回の。番組に関するページです。メイキングや生物の詳しい情報などが載っています。

http://wwf.org.uk/what_we_do/50th_anniversary/astonish_me/

 

  • WWFジャパン(日本語)

日本のWWFのサイトです。

http://www.wwf.or.jp/