世界の気象レポートVol.6

シリーズも第6回になりました。
ここでは補足説明をします。
2010年12月下旬からインド北部を襲った寒波で、100人以上が亡くなっています。北部ジャム・カシミール州では、最低気温が連日氷点下20度ほどまで下がっていた模様。犠牲者の多くは路上生活者のようです。内陸部に当たるインドの北部では、寒さの影響で毎年100人以上が亡くなっているのだそうです。IT産業の躍進が注目を浴びるインドですが、普通に生活できていない人たちも多くいることを忘れてはいけません。
ツバルというと、国土の海抜が5メートルに満たず、温暖化の影響で水没する危機にさらされていることが知られていますが、大潮の影響でも被害が出ます。
「キング・タイド」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。通常の大潮は、新月と満月のときの月2回あるものですが、年に2回、夏と冬には特別大きな大潮が起きます。それをおもにオーストラリアやニュージーランドなどの太平洋の国では「キング・タイド」と呼ぶのです。
「ハリケーン・ハンター」の仕事も垣間見ます。映画などにもなりましたが、「ハリケーン・ハンター」とはアメリカ国内で特定の航空機で熱帯低気圧の内部に侵入し、そこから気象情報を収集する飛行機や任務に当たる人のことです。
最後に世界で最も○○な場所。今回は波の高い場所です。サーファーにはたまらないのでは?私は、少し怖かったです。

 

【参考サイト】

日本海事広報協会のHP。イラスト入りで海と自然の豆辞典があります。
http://www.kaijipr.or.jp/mamejiten/shizen/shizen_16.html