タスマニアからの願い

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タスマニア島を覆う森林は、樹齢400年を越える熱帯雨林の原生林により、豊かな自然環境が残されています。
しかし、日本で消費される紙製品等の原料採取のため、オーストラリアの森林破壊が進んでいます。

こうしたタスマニアの自然環境破壊の現状を日本人に伝えるため、NGO レインフォレスト・アクション・ネットワークが中心となり、現地の議員や大学の先生が来日しています。
green.tv japanでは、今回、来日した現地タスマニア大学の保全生態学のピーター・マクィラン博士、タスマニア緑の党 党首で、タスマニア州議会議員のペグ。パットさんお二人の独占インタビューを実施しました。

多様な品種の育つ森林がかなりのスピードで失われていること、そして、森に暮らす生き物が、生存の危機にさらされていること、そして、生き物の半数が、環境悪化によるストレスでガンに苦しんでいる実態。

また、環境問題は、私達自身の問題だけではなく、子供や孫まで影響を与える問題であることを改めて気付かさせてくれています。
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そして、お二人の共通のメッセージは、タスマニアの森林破壊の実態をもっと多くの日本の皆さんに知って欲しいということでした。

こうした現地の森林破壊の実態を知り興味を持つことで、自分が使用している紙製品の原料がどこから調達されたのか?といった普段の生活の中での意識ももっと変わるのかもしれません。

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協力
レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部
http://TreesNotGunns.org/jp