パタゴニア創業者が語る~企業のCSRと消費者への期待

‘パタゴニア’は、サーファーとクライマーが始めたアウトドア用品の製造販売メーカーです。1972年の創業以来、多くの人々に愛され、日本にも1988年に進出して以来、登山者やサーファーの方々に絶大な人気を集めています。また、この’パタゴニア’の大きな特徴の一つが、環境活動に力を入れているということです。世界で初めて、オーガニックコットンへの切り替え、ペットボトルリサイクルによるフリースの販売など、環境に配慮した製品を提供し続けています。一人の汚染者である企業として、自らの影響を知り、社外で起きているこうした環境危機について訴求すると同時に、責任をもって商品を世に送り出しています。

patagonia_rough02.jpg今回Green TV Japanは、パタゴニアの創業者であり現オーナーである、イヴォン・シュイナード氏にインタビューをさせて頂きました。シュイナード氏は、「社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論」の著書にもみられるように、非常に従業員教育にも非常に力を入れると共に、地球に対する企業の責任などについても、ホームページでエッセイを残しています。そこで、今回のインタビューでは、サステナブルな社会の実現に向けた企業のCSRや、従業員を巻き込んだ環境活動の在り方や、パタゴニアが積極的に支援するNGO/NPOの日米間の違いなどについて聞いてみました。企業が存続していくためには、商品に責任を持ち環境に配慮していることを、消費者に伝えていく必要があります。

patagonia_rough03.jpg最も印象的だったのは、シュイナード氏が残してくれた、私たち消費者へのメッセージ。まずは私たち’消費者’が、今の多くの環境問題の原因をつくっているということを認めることが必要だと彼は言いました。その事実を認めることができて初めて、その解決策を模索することができるのです。まずは私たち消費者一人一人が、消費の形態を見直し、意識を変えていく必要があると思います。私たちの未来を自ら破壊するのではなく、守り育てていく方向に社会が変わっていく必要がありそうですね。
巨大な都市部に、ほとんどの人口が集まる現在、自然環境の変化に気付くことが難しくなっているように思います。大人も子供も積極的に自然の中へ足を運び、遊び、五感を鍛えることが大事なのかもしれません。
執筆:Green TV Japan 大瀧

【関連サイト】
●パタゴニア(patagonia)ホームページ
http://www.patagonia.com/japan
●”社員にサーフィンをさせよう”by イヴォン・シュイナード
パタゴニアHPのエッセイより
http://www.patagonia.com/web/jp/patagonia.go?assetid=6478