建築・デザイン認証制度 LEED(スターバックス コーヒー ジャパン)

starbucks_gtv.jpg持続可能(サステイナブル)な社会への取り組みとして、商品やサービスの第三者認証の取得が近年注目されています。身近なところでは、環境や経済、社会面の観点から配慮された認証として、FSC(紙や木材など森林由来の製品)やフェアトレード(バナナ、紅茶、コーヒーなどの食品や綿など)、MSC(水産物)など、それぞれの認証マークを店頭でも見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

starbucks_gtv002.jpg今回は第三者認証のなかでも、建築やデザインの分野における環境性能を評価する「LEED認証」についてご紹介しています。認証制度の概要と、小売店舗として日本で初めて2010年に京都と福岡の2店舗でLEED認証を取得したスターバックス コーヒー ジャパンの取り組み。なるほど、スターバックスでは、資源エネルギーの有効活用をはじめ、テーブルや椅子などのインテリア、壁にかけられたアートなど、様々な面で環境への配慮がなされていることに気づきますね。

starbucks_gtv003.jpgオフィスや店舗などの環境負荷低減が求められているなか、LEEDは当該建築物の環境配慮はもちろんのこと、周辺コミュニティとの共存への視点も有しており、米国ではオフィスや店舗をはじめ住宅、学校、医療施設などへと、その領域は年々広がっています。

次世代の建築物には高い安全性はもちろんのこと、環境負荷低減への取り組みも不可欠です。人々が快適に過ごせる空間、まさにLEEDはこれから注目される認証制度となるに違いありません。

【関連リンク】
スターバックス コーヒー ジャパン
http://www.starbucks.co.jp/

レンドリース・ジャパン
http://www.lljpn.com/

U.S. Green Building Council
http://www.usgbc.org/