クリエイティブで意識変革を~ 中国

眠れる獅子が目を覚ました―。中国は、近年、急速な経済発展を遂げ、いまや、米国に次ぐ世界2位の経済大国となりました。しかし、その一方で、大量の汚水や廃棄物が発生し、二酸化炭素排出量が増えるなど、環境にまつわる様々な課題が顕在化し、より深刻になっています。

水素燃料電池車による世界一周の旅「Mercedes-Benz F-CELL World Drive」は、欧州、アメリカ、オーストラリアを経て、中国に到着。動画「Eco-Trek 13: Sleeping Giant Awakens」では、中国での環境意識の啓発や若者向けの環境教育などについて、採り上げています。日本でおなじみの割り箸は、中国でも大量に消費されており、一日あたり100本以上もの木が、割り箸の生産に充てられているとか。これによって、貴重な森林資源が失われています。そこで、一般の人々にもこの問題に目を向けてもらおうと、使用済みの割り箸で作った像を、レストランが多く集まるエリアに展示し、環境への意識を訴えるキャンペーンが実施されました。中国内外の100以上ものメディアがこのキャンペーンを採り上げ、より多くの人々に、この問題を伝えるきっかけとなったそうです。

また、持続可能な国づくりに向けて取り組むネットワークも生まれ始めています。専門のコンサルタントやマーケター、エンジニア、教育者らが結集した「Greennovate」はその一例。彼らの高校向けの環境教育プログラム「GECKO」では、これまでに1万人もの若者が参加し、大きな成果をあげています。本来、環境の改善は、経済発展にも寄与するもののはず。両者を共存させることこそ、持続可能な発展に不可欠といえるでしょう。世界的にも重要なこのテーマに対して、中国は、これからどのように取り組んでいくべきなのか?この動画を見ながら、皆さんもアイデアを考えてみてください。

執筆:松岡由希子

[関連サイト]
「Eco Trek」の公式ブログ(英語)
「Mercedes-Benz F-CELL World Drive」の旅をレポートするオンライン動画「Eco Trek」のブログです。
http://ccmnews.wordpress.com/