水中墓地で環境保護に貢献 マイアミ

ドイツからスタートし、世界をめぐる独メルセデスベンツ社のプロジェクト「Mercedes-Benz F-CELL World Drive」は、いよいよ、アメリカに上陸。動画「Eco-Trek 5: Miami Goes Green… In Style」は、アメリカ大陸の最初の都市マイアミで出会った、環境にやさしい取り組みについて、詳しく紹介しています。

ファッションデザイナー・ルイス・バレンズエラ氏は、ファッションを通じて、使い古したモノを別なカタチで新しく生かす方法を提案する一人です。再利用された、オーガニックな素材のみを使って、オートクチュールのような、美しく優雅なファッションを創作。彼の作品は、世界中のファッションショーで披露されているそうです。また、マイアミには、芸術的な駐車場「Lincoln Road 1111」があります。壁がなく、高いデッキのおかげで、風通しがよく、ゆったりしており、無機質な通常の駐車場とは少し異なる、活気にあふれた空間に―。人々は、ショッピングを楽しんだり、ジョギングをしたり、マイアミの美しいビーチの風景を眺めることができ、新しい公共スペースとして活用されています。さらに、マイアミには、亡くなった後も、環境保護に貢献できるユニークな場があります。それは、なんと、世界初の水中墓地。16エーカーにわたる人工礁は、この海域の海洋生物の生息地となるよう、設計されています。

大西洋に面したこの美しいマイアミの街では、クリエイティブやアート、カルチャーと融合させ、環境にやさしい取り組みが行われています。こちらの動画をご覧いただき、人々に、持続可能なライフスタイルへのシフトのきっかけを与えうる、ユニークな取り組みの数々について、学んでみましょう。

執筆:松岡由希子

[関連サイト]
「Eco Trek」の公式ブログ(英語)
「Mercedes-Benz F-CELL World Drive」の旅をレポートするオンライン動画「Eco Trek」のブログです。
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