未来に対しての希望と不安。このクリエイティブなビデオクリップに取り上げられている様々な人の全ての声が21世紀の始まりの時世をうまく反映している。テクノロジーに支配された人間、次々に勃発する戦争、悪化するばかりの治安、腐敗する政治…. しかし悲観的にならざるを得ない状況の中でこそ、団結する市民社会、高まる環境への意識、「今」と「未来」の両方を大切にする生き方が生まれ始めている。「宇宙のことは、まだ誰も良く分かっていない。」　私たち人間が、宇宙の前でもっと謙虚になり、自分の存在の小ささを思い知り、私利私欲を手放すことから全てが始まるような気がする。

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