母なる地球へ

WWFオーストラリアが、オーストラリアの人気ミュージシャンで俳優のベン・リーレオ・バーネットシドニー社と共作し、2010年5月にWWFオーストラリアで発表したミュージックビデオをご紹介します。
曲名は”Song for the Divine Mother of the Universe”。日本語で詳しく説明すると「宇宙の神聖なる母にささげる歌」ということでしょうか。

アメリカの宇宙開発の中で、有人飛行にチャレンジする前にチンパンジーが宇宙へ行くという実験が1960年ごろにあったのですが、このとき16分間、宇宙を飛行したハムというチンパンジーがいました。以前、NHKで番組として取り上げられ、2008年にはアメリカの映画にもなりました。このミュージックビデオに登場するチンパンジーはおそらくそこからインスパイヤーされたものなのですが、このチンパンジーが帰還するのは旅立ってから65年後。ずっと宇宙をさまよって、65年経って地球に帰ってきてみたら・・・という物語です。

ベン・リー氏は環境保護論者としても有名。”sustainability”(持続可能性)や”planet”(惑星)という言葉は科学的な言葉で人間味が薄いので、そうしたテーマをもっと人の心を動かす言葉に再定義し、訴えかけようという考えの元で今回のビデオを制作したということです。何度も歌われる「お母さん」という言葉。よく使われる「母なる大地」「母なる地球」ということなのですが、本当に自分のお母さんだったらと受け止めることもできる映像や歌詞です。ご覧になってどのように感じられましたか?

【関連サイト】

http://wwf.org.au/news/ben-lee-launches-new-music-video/
WWFオーストラリアのHP。今回ご紹介したミュージックビデオについて詳細が掲載されています。

http://www.metrolyrics.com/song-for-the-divine-mother-of-the-universe-lyrics-ben-lee.html
歌詞を探すサイト

http://www.nhk.or.jp/frontier/archives/20070301.html
NHKハイビジョン特集のHP。2007年に初回放送された「HAM~チンパンジー宇宙飛行士の物語~」について概要が掲載されています。