農業のススメ

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・1960年 総就業人口の27%
・1975年 総就業人口の11%
・1994年 総就業人口の 5%
・2001年 総就業人口の 4%

40年間で、その割合は、わずか1/6に減少している人口の割合。
実は総務省「労働力調査」による、農業就業人口の比率なんです。

国内の自給率低下は他の先進国と比較すると、きわめて低い39%。世界中で食の安全が叫ばれる中、日本の伝統食に多く使われる大豆でさえも、食用に限れば、平成15年において22%という低さです。

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こうした中、カッコいい農業を目指して開催されているのが、NPO法人 日本アグリデザイン評議会が主催するアグリデザインコンテストなのです。

2006年から開始されたコンテント、昨年は、ファッションを通して農業のイメージを変えることをミッションとして農業ファッションのデザインが公募されました。

その数は、韓国やフランス、フィンランド等の海外にも及び、なんと1,000点以上にも上りました。

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そして、このコンテストの審査員をつとめる高橋がなりさん。テレビでもおなじみの元テレビや映像の世界で活躍されていた方ですが、現在では、自ら野菜作りや野菜のレストラン、八百屋さんを展開する国立ファームの展開しています。

「ものづくりがかっこ良いと思える社会づくり」を企業理念に、日本の農業をより良く、社会貢献の高く、活気のある産業とするため、日夜奮闘しています。

取材当日も高橋がなりさんの熱気がこちらにもひしひしと伝わって来ましたが、
「ポルシェのような野菜を作りたい!」
の熱いメッセージが、今でもはっきりと耳に残っています。

とりあえずはカタチからはいること、とりあえず興味を持ってもらうこと、これって新しいコトを始めるときの大事な要素ですよね。

関連webサイト
NPO法人 日本アグリデザイン評議会
http://agridesign.jp/

国立ファーム
http://www.kf831.com/