CEPAを推進する動物園・水族館の役割

zoo_final002.jpg子供の頃、お父さんお母さんに連れて行ってもらった動物園や水族館。普段の生活では、出会えない生きものたちが目の前で動いている姿は、小さな子供の心に焼き付いているのではないでしょうか。大人も子供も楽しめる場所として、世界規模で年間6億人の人々が訪れる動物園・水族館は、長い間、人気の高いレクリエーションの場でした。しかし、近年、私たちの想像を超える多くの生きもの、例えばトラや象の種が絶滅に追い込まれていることはご存知でしょうか?その理由は、人口圧の他、象牙や漢方のために密猟など、私たち人間側に問題があります。そして、その現実は多くの人々に知らされることは、ないのです。

そんな状況から動物園・水族館は、単なるレクリエーションの場だけではなく、生物を知る場所、研究をする場所、保護する場所、教育する場所として生物多様性を保全する役割を果たす場所として、重要性が認識されています。今回は日本動物園・水族館協会の会長から動物園・水族館がこれから担う役割をお話頂きました。

【関連リンク】
日本動物園水族館協会
http://www.jaza.jp/