キュー・ガーデンに見られる~地球温暖化の影響

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世界で最も有名な植物園の一つ、キュー・ガーデン(キュー王立植物園)。250年の歴史を誇り、300ヘクタールという広大な敷地内には、世界中で見られる様々な植物が一辺に見られるとあって、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
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この映像は、地球温暖化の影響で花の開花時期が狂うと、受粉の機会を失い、繁殖に影響が出る花もあることを教えてくれています。また春の花の開花時期が早まると、冬の寒気にさらされるため、病気にかかりやすくなり、絶滅の危険にさらされる恐れもあるそうです。ロンドン市民の憩いの場となっているキュー・ガーデンでさえ地球温暖化の影響が顕著であるというニュースは、イギリス人にとっては衝撃的です。
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キュー植物園の案内書の冒頭には次のようにあります。「すべての生命は植物に負っている。酸素、食糧、燃料、住みか、薬。みな植物の贈り物である。だが、植物の多くの種が今、絶滅しつつある」

関連webサイト
キュー王立植物園
http://www.kew.org/