暗がりで考える地球の未来「アースアワー」

皆さんは「Earth Hour(アースアワー)」をご存知ですか?
世界中の人々が、同じ日の同じ時刻に電気を消すという、ひとつのアクションを起こすことで「地球温暖化を止めよう」

という思いを共有する国際的なイベントです。このイベントは、2006年にオーストラリアのWWF世界自然保護基金が始めたイベントで、そのコンセプトは子供から大人まで
全ての人が自分達の住む世界を変えられるのだということを示すことです。2011年には、135カ国5,200の都市の人々が
このイベントに参加しています。世界では、アメリカのエンパイアステートビルやゴールデンゲートブリッジ、台湾の超高層ビルタイペイ101、
カナダのCNタワー、南アフリカのテーブルマウンテンなども参加しています。
さまざまな国の現地の時間に合わせて電気が消灯されていくため、時差の関係から、東から順に、消灯が地球をぐるりとめぐっていきます。今年のアースアワーは、2012年3月31日の午後8時30分から9時30分に実施されます。2012年のアースアワーは昨年の東北大震災をうけて、
被災地への祈りを捧げる意味も込めて多くの方々の参加が期待されています。参加方法はとても簡単です。3月31日の午後8時30分に、
電気の灯りを消し、ろうそくを灯し、世界中の人々と心を共有する気持ちで考えるのです。地球温暖化のこと、自分達の暮らしと環境のこと。
そして被災地への祈りを捧げましょう。たった一時間でも、みんなでアクションを起こすことに意味があるのです。

 

 

参考

●WWF Earth Hourホームページ

http://www.earthhour.org/

●WWF Japan Earth Hourに関する情報