身近な生物多様性

biodiver1208-01.jpgこの映像は、環境省が一般の方々への生物多様性の普及・啓発を目的に作成しました。先日東京ビックサイトで開催された’エコプロダクツ2009’の会場でも、環境省のブースで上映されました。

biodiver1208-03.jpg環境省は、来年2010年の国際生物多様性年ならびに名古屋で開催されるCOP10に向けて、様々な取り組みを行っています。世界の先進国の中でも、第三次生物多様性国家戦略を打ち出すなど、日本はCOP10のホスト国として積極的な取り組みを進めています。
また環境省は、生物多様性を国民に広く発信していくことを目的に、より端的にわかりやすい言葉で表現したコミュニケーションワードを発表しました。
「地球のいのち、つないでいこう」
私たち人間は、地球に生育し互いにつながりあい、支えあって生きている多様ないきものの一部です。バランスを保ちながら成り立っている生態系が崩れ始め、かつてないスピードで生物多様性が失われていく中で、未来の世代に地球の多様ないのちの豊かさを残していこうという想いが、このコミュニケーションワードには込められています。

biodiver1208-02.jpg今回作られた映像も、「地球のいのち、つないでいこう」をメインテーマに、身近な生物多様性について考えるきっかけを与えてくれます。’ジョウビタキ’と’ダルマガエル’という私たちの身近に生育するいきものがこの映像の主人公です。彼らからみた「生物多様性」とは?
この映像には、一見私たちの生活とは関わりが薄いような「生物多様性」というテーマが、実は私たちの身近に多く存在し、私たちの生活と密接に関わっていることを皆さんに気づいて欲しいという想いが込められています。いきものの目線で、「生物多様性」の問題を捉えることで、間接的に私たちの暮らしとのつながりを考えて頂ければと思います。
執筆:Green TV 大瀧

【関連URL】
●環境省 生物多様性ホームページ
http://www.biodic.go.jp/biodiversity/
●環境省 生物多様性センター
http://www.biodic.go.jp/