ITADAKIMASU~感謝

今回ご紹介する映像は、2010年10月に名古屋市で開催されました、
カルタヘナ議定書第5回締約国会議(MOP5)のオープニングで情勢
された映像をご紹介します。

本映像は、環境省・外務省・農林水産省からの依頼により、Green
TVが映像制作のプロデュースを行い、制作をさせて頂きました。

MOP5では、遺伝子組換え生物(LMO)の国境の超える移動の際の
「責任と救済」に関して、議定書が採択されました。京都議定書依
頼、日本の都市名を含む、「名古屋・クアラルンプール補足議定書」
が採択されたことは、ホスト国日本として、大きな成果であると言
えます。

今回の映像では、様々な国事情を考慮し、私たち人間の普遍的な生
きものや植物への感謝の気持ちを、日本語の「ITADAKIMASU」にそ
の想いを込めて、映像を制作しました。

その感謝の気持ちを
・地球の「自然環境」への感謝
・地球上の様々なな「生きもの」への感謝
・農業や畜産、漁業等、人々の「労働」に対する感謝
・収穫や運搬、料理等、私たちの「知恵」に関する感謝
の4つの感謝を映像で伝えています。

後半のITADAKIMASUの文字が登場するシーンでは、名古屋市の田園
風景を背景に、名古屋在住の農家の方に協力を頂きました。

また、世界中の人々の想いを伝えるため、COP10オープニング映像
と同様、日本国内の他、世界7カ国(イギリス、ドイツ、南アフリ
カ、アルゼンチン、ニュージーランド、ベトナム、香港)のロケを
世界中の収録クルーとの協力により、撮影を行いました。

カルタヘナ議定書「責任と救済」は、2004年に交渉が開始され6年
が経った今、この日本の名古屋で議定書が採択されたことを大きな
一歩ととらえ、この映像を通して、その想いが世界中に伝わること
を期待しています。

【関連サイト】
COP10/MOP5 日本政府公式ウェブサイト
http://www.cop10.go.jp/

生物多様性条約第10回締約国会議 支援実行委員会
http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/