リオ+20にむけて(アロン・ベリンキー)

2012年。それは、1992年にブラジルのリオで開催された初めての地球サミットから20年が経過し、再び同地で地球サミット RIO+20が開催される年にあたります。
20年前のリオサミットでは、”双子の条約”とも言われる「気候変動枠組条約」と「生物多様性条約」が提起され、この後「生物多様性」という用語が各国主要機関に認知、一般
に周知されるようになり、地球環境問題や生態系、絶滅危惧種などに対する関心が高まる契機にもなりました。また、当時12歳の少女 セヴァン・カリス=スズキさんが子どもの環境団体の代表としてスピーチしたことも、人々に大きな感動を与えましたが、当時そのスピーチについて世界に伝達された手段はファクシミリだったそうです。

それから20年、世の中にはインターネットが普及し、特にこの数年においてはtwitterやfacebookなど、ソーシャルネットワークがより身近なものになったことによって、人々はリアルタイムで手軽に世界の国々で起こっている出来事を知ることができるようになったと同時に、発信できるようになったことは大きな変化です。約3万人が世界各国から集まると言われるRIO+20においても、コミュニケーションの手段としてソーシャルな手法を活用することで、世界中の人々がサミットに参加し、グローバルな対話や行動でつながることが可能である。そして今まさに実現する時であると提唱しているのが、今回の映像に登場し、RIO+20準備委員会にブラジルNGO代表として関わっているアロン・ベリンキー氏です。

ベリンキー氏は同国におけるISO26000の普及にも参画しています。この規格は認証ではなく手引き書として作られており、これによって企業に限らず、NGOなど様々な組織にとっても、形態や規模を問わずに社会的課題を解決する新しいステージへと大きくつながることが期待されています。

次の世代につなげるRIO+20では、「持続可能な開発と貧困対策におけるグリーン経済」、「持続可能な開発のための組織・枠組み」、「持続可能な開発に関わる過去の国際会議の結果とその達成状況の再考」などが主要議論として挙げられていますが、議論以上に実行、行動が重要です。まさに、つながりが求められているのではないでしょうか。

【関連リンク】

地球サミット2012 Japan
http://earthsummit2012.jp/

Earth Summit 2012(英語)
http://www.earthsummit2012.org/