生物多様性を守る企業活動〜フォルクスワーゲン

VW_01.jpg私たちの暮らしが生態系サービスからの恵みで成り立っていることは、もはや言うまでもありません。しかし、食料であれ、洋服であれ、携帯電話であれ、これを私たちの元へ供給しているは、ほとんどが企業です。そして、これらの企業はまぎれもなく生物多様性の恩恵を受けながら、自分たちのサービスを消費者へ供給しています。つまり、生物多様性が損失されるということは、企業のサービスそのものが失われ、私たちが今まで送っていた生活もなくなることを意味するのです。

VW_02.jpgそのような生物多様性の損失の危機が認識されている中、率先して生物多様性の保全活動をしているのが、ドイツのフォルクスワーゲン社です。フォルクスワーゲンは、長年、ドイツをはじめ企業活動を行っている国々の自然保護法の枠組みに沿って、建設や生産活動により生物多様性へ影響を与えた分、保全対策を積極的に実行してきました。2008年にドイツ連邦環境省が立ち上げた「ビジネスと生物多様性(B&B)イニシアティブ」のリーダーシップ宣言にいち早く署名し、生物多様性を保全するための取り組みを強化かつ体系化してきました。なかでも、世界各地の生産拠点における自然保護活動、生物多様性保全を環境マネージメントシステムに取組むこと、自然保護団体との連携を重点に置いています。今回は、フォルクスワーゲン社の環境プロジェクトをご紹介させていただきます。法律によって強制的に活動する代償措置、そして自分たちの危機感から動く、自発的措置。詳しくは映像をご覧ください。

生物多様性の損失が、社会の経済基盤を揺るがすことにつながることを認識し、それを保全しながら、利益にもつなげていく。今後、このようなことができない企業は淘汰されていくのでしょうか。アメリカのパタゴニアやウォールマート、フォルクスワーゲンのような企業がどんどん増えていくことを願います。

フォルクスワーゲン 生物多様性保全の取り組み
http://www.volkswagen.co.jp/sustainable_mobility/biodiversity/