自然と文化への尊敬の念~南米ペルーより

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住民が自分達の土地を守るため、地域が一体となってお金を投資する。観光地を保護地区の公園として、その入場料を地域住民に還元出来る仕組みを南米ペルーのティンキ村では仕組みをうまく活用し、ジャガイモ公園として、人々の暮らしも活性化しています。

同様の仕組みを進めることに、政府も支援を始めており、まさに地域活性化と自然環境を尊重する仕組みとして、ペルー中にその仕組みが拡がっています。
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地域活性化が進む日本も、地域住民が中心となり自然との共生も実現するこの仕組み、私たちも学ぶべき点が多そうです。

一方、あの空中都市で有名なマチュピチュがあるケチュア集落では、数多くの観光客が訪れていますが・・・
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年間45万人の環境が訪れ、年々その数も増えていますが、山々との精神的な繋がりを求めるケチュア集落の人々にとって、観光客は招かざる客の様です。

これら地域に暮らす人々は常に、山々をはじめとする自然や土地、文化に対して尊敬の念を抱いていること、日本人の私たちも見習う必要があります。

関連webサイト
ペルー観光公式ホームページ・マチュピチュ
http://www.peru-japan.org/Smachupicchu.html

http://www.maweb.org/en/index.aspx