黄河文明発祥の地として知られ、中国の母川として知られる黄河。全長約 5,464 km で中国では2番目に長い河周辺には、チベットから中国まで焼く1億2,000万の人々が暮しています。しかし、ここ10年で、なんと黄河の水源の1/4が失われてしまっているのです。

世界的にも有名なあの大河が、場所によっては歩いて渡ることも出来てしまっているようです。

その原因は、黄河水源にあるチベット高原の気候変動が原因となっているようです。
さらに、それら近辺には、4,000以上の湖が存在していましたが、その実に3,000位の湖が消えてなくなっているそうです。

また、チベット高原の近くの氷河は温暖化により、3,40年で17%の減少し、その速度は急速に進んでいる様です。

更に、永久凍土層の崩壊による道路や建築物への影響、そして、草原の減少によるチベットの伝統的な遊牧生活の破綻・・。彼らの現在の住処は、公営住宅が頼りになっています。

気候変動や地球温暖化により、自然環境の破壊に加え、従来の伝統的な生活スタイルまでが奪われてしまっているのです。
同じアジア地域で起こっていること、皆さんのその目で確かめて下さい。

＜関連webサイト＞
黄河
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E6%B2%B3