油田採掘をめぐって~保護区を守るためのアクション

0620arctic01.jpg
北極圏国立野生生物保護区にて、安定的なエネルギー供給を理由にアメリカ・ブッシュ大統領が油田を採掘しようとしている計画に異議を唱える映像クリップ。アメリカのNGO、NRDC(天然資源保全協会)制作。俳優のロバート・レッドフォードがスポークス・マン。日本ではあまり知られていない話題だがアメリカでは長年話し合われている環境トピックスの一つ。YouTubeで公開されている本映像は既に12万人が視聴している。
0620arctic02.jpg
北極圏国立野生生物保護区は、世界中でも真の野生が残されいてる数少ない場所のうちの一つ。180を越える鳥類、36種類の淡水魚、北極グマ、クズリ、ムースやドールシープを含む哺乳動物の住みかである。現地の人は、この場所を「生命が始まる神聖な場所」と呼んでいる。わずかな石油の供給のために環境上、非常に高い危険性のある開発をして良いものかどうか。答えは自明である。そしてその明らかな答えを政治に反映していくためには、映像の視聴者がより自発的なアクションをして行く必要があるのだ。
0620arctic03.jpg

関連webサイト
NRDC(天然資源保全協会)
http://www.nrdc.org/

ロバート・レッドフォード氏からの手紙
http://www.ecology-japan.com/info/topics/20010528.html

日経サイエンス 揺れるアラスカ油田開発か自然保護か
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0107/alaska.html

パタゴニアの北極圏国立野生生物保護区での活動
http://www.patagonia.com/jpn/patagonia.go?assetid=28639