持続可能な小学校~省エネ活動の取組み

ashden_awards_07_manchester.final.jpg以前にアップロードした、2008年「アシュデン賞」のビデオはご覧いただけましたか?
「アシュデン賞」は、別名「グリーンオスカー」とも呼ばれていて、主催はイギリスの慈善団体「アシュデン・トラスト」。持続可能エネルギーに対する優れた取り組みを行った団体に、イギリス国内向けに「ビジネス部門」「学校教育部門」の2部門と、全世界向けに「インターナショナル部門」の3部門に分かれて賞が贈られます。

ashden_awards_07_manchester02.jpgウッドヘイズ小学校は、学校全体で優れた省エネ活動を行ったとして、2007年度アシュデン賞の「学校教育部門」を受賞しました。
その取り組みの基盤になっているのは、各クラスで2名ずつ「省エネ係」を選出し、電気を消したり窓を閉めたりする活動を率先して行うというものです。生徒が主体となって、学校全体の省エネ活動に取り組み、その効果が職員や子どもたちの両親にまで広がっていく、まさに「持続可能」な取り組みです。

ashden_awards_07_manchester03.jpg最近では、小学校の生活科や社会科で「エコ」について学びます。私の家でも子どもたちが教わったことを話し合う姿が見られ、自分が子どもだったときとは意識が違うなと感じます。それに触発されて、私もすっかりエコライフ。一人でテレビのニュースを見るときは、テレビをつけず、携帯電話のワンセグで見るほどです。

ウッドヘイズ小学校の楽しい取り組み方、日本の学校でも参考にしていただきたいと思います。

執筆:小田原由花

【関連URL】
●ウッドヘイ小学校のHP
アシュデン賞を受賞し、アルゴア氏に授与された様子が掲載されています。
http://www.woodheys.trafford.sch.uk/page.php?c=39