生命の力を生かす地球緑化

rainmaker-final04.jpg皆さんは、’レインメーカープロジェクト’をご存知ですか?
このRainmaker Project(レインメーカー・プロジェクト)は、ひとりの勇士が立ち上げた、砂漠緑化プロジェクトです。彼の名前は榎田竜路さん。現在も、このレインメーカープロジェクトの代表として活躍しています。世界の乾燥地、特にアフリカの砂漠を「粘土団子」を使って緑化し、その地域に住む住民たちが自ら緑化に取り組んでくれるようにと、汗水流して活動しています。

今回の番組では、このプロジェクトの始まったきっかけから、ケニアにおける事例と粘土団子の仕組みを分かりやすくご紹介しています。

rainmaker-final02,jpg.jpg「粘土団子」は、粉上にした粘土の中に種が入ってそれに水を加え球状にしたもので、こうして出来上がった粘土団子は、乾燥させられ地面にまかれます。結露した水分が地面と接した一点に集まり、その水分を吸収して根が地中深くに伸びていきます。こうした植えられた粘土団子から、その土地にあった種子が発根します。一か所から3つも4つも芽が出ることもあるそうです。

rainmaker-final01.jpg今回ご紹介しているケニアでは、この10年で国土の森林率が15%から1.7%にまで減少し、深刻な砂漠緑化が進んでいます。その一方で、アフリカは森林の成長が非常に早く、大規模緑化に向いていると榎田さんはおっしゃっています。
当初は、各地に植えられて芽生えた木々ですが、成長が速い分、少し伸びるとすぐに切られてしまうという現状がありました。どうやったら森を残せるかと考え、横浜国立大学の藤原一繪教授を交え、現地の人々の生活に溶け込んだ仕組みづくりを行うことを目指しました。その土地にあった種を育てることで、緑が育ち、動物たちも戻ってきます。日本の里山のようにサステイナブルな生活を実現するために、地域の特性を見極めながら森をつくる事業計画を進めていきました。

こうしたケニアでの成功事例をもとに、このレインメーカープロジェクトは今、アフリカ全土に広がっていこうとしています。
皆さんも、世界の裏側で地球の緑化を推進する日本人の活躍をぜひご覧ください!

【関連URL】
●レインメーカープロジェクト公式ホームページ
http://www.rainmaker-projects.com/

●藤原一繪教授の研究室ホームページ
http://kazu1.kan.ynu.ac.jp/index.html