ウガンダの笑顔~コーヒー豆フェアトレードの現場から

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アフリカ東部に位置し、ケニアやタンザニア、ビクトリア湖に接するウガンダ共和国。コーヒー・魚・綿花・紅茶等を主な輸出産業とする、人口2,600万の国。

今回のコンテンツは、コーヒー豆の取り引きにフェアトレードの仕組みを確立したことにより、ウガンダのコーヒー生産農家に正当な利益がもたらされ、新たな農地開発が出来たり、これまでコーヒーの生産に関わっていた子供たちを学校に通わせることができたりと、コーヒー農家の生活が確実に改善されていることを伝えるサクセス・ストーリーです。

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フェアトレードとは、貧困のない公正な社会をつくるための、対話と透明性、互いの敬意に基づいた貿易のパートナーシップです。フェアトレードは、特に「南」の立場の弱い生産者に、よりよい貿易の条件を提供しその権利を守ることによって、持続可能な発展を支援すること(国際フェアトレード連盟Webサイトより)

今回登場するウガンダの人々のステキな笑顔がとっても印象的ですが、労働に対する正当な成果を受け取り、当たり前の生活を送ることを、国際的に経済格差が広がる中、共同の組合を通して困難の末に手に入れたことの結果であれば、納得出来るでしょう。

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日本では、従来の喫茶店から、低価格のセルフサービスによるコーヒーショップの全国への展開、海外のカフェの日本への進出により、気軽にコーヒーを口にする機会は、外出先でも今まで以上に増えています。

ホッと一息してコーヒーを口にする時、遠いアフリカや南米等のコーヒー生産が行われている国々のことを少しでも考えてみましょう。日本の私たちにも出来ることがきっと見つかるはずです。

正当な経済市場を形成するのに、消費者である私たちはとても大きな役割を果たせるはずです。

関連webサイト
IFAT 国際フェアトレード連盟
http://www.ifat.org/index.php?lang=ja

ウガンダ共和国大使館
http://www.uganda-embassy.jp/j/top.htm

http://www.fairtrade.org.uk/