海の上で悠々と回る巨大なプロペラ、化石燃料の代替エネルギーとして風力発電が世界的に注目されています。ショートムービーではイギリスのノースホイル洋上に設立された巨大なウィンドファームを紹介しています。

環境先進国であるイギリスでは2010年までに総電力供給の10％を再生可能なエネルギー源から生み出すことを目標とし、そのうちの80％がこのノースホイルのような風力発電で作られる予定です。なんと、このノースホイルウィンドファームだけでも二酸化炭素の排出量を16万トン以上！も削減することができるそうです。

地球にやさしい電力源として期待される風力発電、世界でもっとも風力発電を導入している国はドイツですが、ここ日本も世界で第8位（2005年時点）となかなか健闘ぶりです。最近では離島や山岳地域を中心に設立が進められており、今後もその数は増えていくようです。

「地球に優しいから私の家は風力発電で作られた電気を使ってます！」そんな人がこれからますます多くなっていくのかもしれませんね。

ちなみにこの風力発電、巨大なプロペラが災いして雷の避雷針になってしまい、壊れてしまうことがままあるとか。。自然の力は偉大ですね。

＜関連webサイト＞
http://www.npower-renewables.com/northhoyle/